8月25日、平成28年度土佐病院納涼祭を開催しました。病院の新築などに伴い、変則的な開催から本来の納涼祭ができたのは実に5年振りのことでした。
今回の納涼祭はこれまでとは違い、特徴のある企画を行いました。まず1つ目は開催場所です。外来正面玄関前広場に飲食スペース、出店を準備し病院のシンボルであるプラタナスの樹を中心とした会場設営を行いました。新築してから初めて使う場所で、広さや雰囲気も良かったと思います。来場した方から「伝統あるプラタナスのもとに集えることを嬉しく思う」といった声も聞かれました。2つ目は雰囲気作り。メイン会場の周囲に90個の提灯を取り付け、18時頃から点灯しました。「夏祭りの感じが出ていて良かった」とこちらも好評で、雰囲気作りに一役かってくれました。3つ目はたくさんの患者さんに浴衣を着てもらうこと。浴衣選びから納涼祭を楽しむことができ、会場では提灯の明かりに浴衣姿が良く映えていました。また、ビールの販売も復活しました。皆さん楽しみにしてくれており、美味しそうにビールを飲む姿や表情が印象的でした。


 屋外開催ということで天候が気になり、今思えば1日に何回も週間天気予報をチェックしていました。台風10号の影響で前々日・前日と天候は悪く、激しい夕立がありました。当日も朝は雨、屋外は難しいかと思っていましたが、奇跡的に午後からは雨が降らず。皆さんの熱い思いが届いたのだと感じました。
恒例の出店は焼き鳥、アイスクリン、たこ焼き、焼きそば、焼きとうもろこし、から揚げ、ビール、フランクフルト、ジュースを販売し、輪投げのミニゲームも用意しました。販売開始から30分足らずで完売する店や、行列ができる店もあり、大盛況でした。焼き鳥や焼きとうもろこしの食欲をくすぐる匂いも祭りらしさを一層盛り立ててくれました。
また、外部の方にはフラダンスで華を添えていただきました。一緒に踊る時間では、たくさんの方々が参加しました。夏は盆踊りやよさこいのイメージが強いですが、フラダンスも納涼を感じることができ、楽しい時間を共有することができたと思います。


 さらには激辛カレー早食い競争では院長先生が立候補し、急遽先生対抗の競争を行いました。かなり辛過ぎたようですが頑張って食べる先生方に対し、多くの声援が飛び交い、白熱した勝負を見ることができました。
100人ほどの方々が祭りを楽しんで下さり、皆さんの溢れる笑顔や、患者さんからの感想として「楽しかった、ありがとう」「久しぶりに飲むビールが美味しかった」「また来年もこの時間にしてほしい」などの言葉に、実行委員会としてやりがいを感じ、嬉しく思いました。


 今年の良かったとことは引き継ぎながら来年は更にパワーアップした納涼祭を開催できるようにしていきたいと思います。来年の納涼祭も楽しみにしていて下さい!
(4階病棟/西森友哉)


華やかなフラダンスが祭りを盛り上げました


会場作りは大成功でした



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