土佐病院について
基本理念
精神を病む人には誠意と
愛情のこもった対応が全てに優先する
医療の進歩と生活の向上によって
患者職員双方の幸福を目指す
周囲の意見を尊重して互いに協調し
創造的で豊かな成果を上げる
ごあいさつ
土佐病院は昭和8年に36床の精神科病院としてスタートしました。以後、地域の皆様や多くの医療機関の方々のご協力をいただきながら、80年あまり、精神疾患の治療に尽力してまいりました。
この長い期間に世の中の仕組みやライフスタイルは変化し、精神科病院に求められるものも変わってきました。平成26年に完成した新病棟ではこうした時代の要請に最大限応えるべく、開放的な処遇と早期の社会復帰をよりいっそう目指すためのものとしました。
病院を取り巻く環境もハードウェアも、時代とともに大いに変化してはいますが、これからも私たちは「誠意」「協調」「進歩」という基本理念からブレることなく、地域に根ざした医療に取り組んでいきたいと思っています。今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
土佐病院 院長 須藤康彦患者さんや地域が求める
精神科医療の提供
精神科救急システム構築による早期治療・早期回復
高知県で、精神科救急入院病棟の第1号として承認されました。
その後指定病床を拡大、救急病棟保護室、病室の拡充など機能強化を図っています。
また、高知県精神科救急医療システム事業に参加し精神科救急医療機関として平日の精神科救急に対応し、中核的役割を担っています。
院内機能分化による社会復帰の促進
回復の状態に応じて、円滑に受け入れられる療3つの病棟を設けるとともに、作業療法・デイケア・訪問看護等を活用し、早期の社会復帰を支援しています。
最適な療養環境
緑と調和した建物づくり
白とグリーンの外壁によるさわやかな外観、木漏れ日をイメージするやさしい色彩のシェードなど、周囲との調和を大事にしています。
患者さんの居住性に配慮
緑による癒しや睡眠覚醒リズムへの効果を重視し、中庭のほか、各フロアに専用の庭園を設けています。
豊かで、快適な設備・構造
スタッフステーションを中心に、保護室・処置室・診察室を配置し、安心して治療や看護が行えるゾーニングになっています。音響施設の整ったホールや大会議室は、各イベントや研修に活用できます。
穏やかに過ごしていただくために
緑による癒しや日光浴による睡眠覚醒リズムへの効果を重視し、中庭のほか、各フロアに専用の庭園を設けています。庭園は患者さんが自由に出入りすることができます。