診療案内

ご相談から治療終了まで、安心して受けていただけるよう丁寧にご案内します。費用や保険適用についてもこちらでご確認ください。

治療の流れ

TMS治療を希望される方は、まず当院にお電話またはご来院のうえご相談ください。?現在他院に通院中の方も、紹介状をご持参いただくとスムーズです。

お電話・ご相談

まずはお電話またはWebフォームからご連絡ください。「入院できますか?」「どうすればいいですか?」どんなご質問でも構いません。精神保健福祉士が丁寧にお答えします。

初診・診察

専門医による診察を行います。現在の症状や治療歴、生活状況などをうかがいながら、TMS治療の適応かどうかを判断します。

紹介状がある方はご持参ください(なくても受診できます)

適応判断・治療計画のご説明

診察の結果、TMS治療が適応と判断された場合、治療の詳細(回数・スケジュール・費用など)についてご説明します。ご不明な点はお気軽にお聞きください。

治療開始

一定の回数(目安:20回前後)の時点で効果を判定します。症状の改善が認められた場合は治療を終了し、必要に応じて維持治療を検討します。

週5回・1日40分を基本スケジュールとして実施します(要確認)

効果判定・治療継続または終了

一定の回数(目安:20回前後)の時点で効果を判定します。症状の改善が認められた場合は治療を終了し、必要に応じて維持治療を検討します。

治療スケジュールの目安

医療費負担を軽減できる制度

高額療養費制度?

医療費負担を軽減できる制度

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項目 内容
1回の治療時間 約40分
実施頻度 週5回(月〜金)
治療期間の目安 3〜6週間
総治療回数の目安 15〜30回
効果判定のタイミング 20回前後
使用機器 Brainsway TMSシステム(BrainsWay社)

以下に該当する方は、安全上の理由からTMS治療をお受けいただけない場合があります。受診前にご確認ください。

費用について

当院のTMS治療は保険適用で受けていただけます。?費用は施術回数や入院期間によって異なりますので、?詳しくは外来受付またはお電話でお問い合わせください。

保険適用 (3割負担の場合の目安)
TMS治療(1回あたり) 【要確認】保険適用のため、負担額は加入保険・所得により異なります
入院費(該当する場合) 【要確認】食事代・差額ベッド代などは保険適用外となる場合があります

 

医療費負担を軽減できる制度

高額療養費制度

月ごとの医療費が一定額を超えた場合、超過分が払い戻されます。

限度額適用認定証

事前に認定証を取得することで、窓口での支払いを限度額内に抑えられます。

自立支援医療制度

精神疾患の通院医療費の自己負担を軽減できる制度です。対象となる場合はご相談ください。


TMS治療は、薬物療法で効果が得られなかった方や副作用にお悩みの方に、新たな選択肢を提供します。まずはご自身の状況がTMS治療の対象となるかをご確認ください。

保険適用の対象疾患

TMS治療は2019年6月より日本で保険適用となりました。?現在、保険が適用される対象は「うつ病」に限られています。適応の判断は専門医が個別に行います。

うつ病

うつ病では脳の前頭前野の機能が低下しており、TMS治療によってその部位を磁気刺激することで、症状の改善が期待できます。?保険適用の条件は以下のとおりです。

  • 18歳以上の成人
  • 中等度以上のうつ病と診断されている
  • 既存の抗うつ薬による十分な薬物療法を行っても、効果が認められない

※ 高齢者うつへの有用性についても報告されています(下記参照)。適応については医師にご相談ください。

このようなお悩みをお持ちの方へ

以下のようなお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度ご相談ください。適応の判断は医師が行います。

以下に当てはまる方は、TMS治療が選択肢になる可能性があります。

いくつか当てはまる方は、まずはお気軽にご相談ください。

  • 抗うつ薬を服用しているが、十分な効果が感じられない
  • 薬の副作用(眠気・吐き気・体重増加など)がつらい
  • 副作用が心配で、薬を飲むことに抵抗がある
  • できるだけ早く症状を改善したい
  • 再発を繰り返しており、新しい治療法を探している
  • 妊娠中・授乳中のため薬の使用を控えたい
  • 高齢で薬の副作用リスクが心配
  • 薬を減らしたい・やめたいと考えている

高齢者のうつ病について

高齢者のうつ病は、加齢による身体疾患の合併や、複数の薬を服用していることが多く、抗うつ薬の使用に慎重な判断が求められます。
TMS治療は全身への副作用がほとんどないため、高齢者のうつ病に対しても有用な治療法の一つとして注目されています。当院でもご相談を受け付けています。

TMS治療の適応とならない場合

以下に該当する方は、安全上の理由からTMS治療をお受けいただけない場合があります。受診前にご確認ください。

以下に該当する方は適応外となります

  1. 頭部・頸部に金属製のインプラント(クリップ・ステント等)がある方
  2. 心臓ペースメーカー・人工内耳など、体内に電気機器を装着している方
  3. けいれん発作(てんかん)の既往がある方、またはリスクが高い方
  4. 妊娠中の方(妊娠の可能性がある方はご相談ください)
  5. 18歳未満の方

※上記はあくまで目安です。適応の可否は専門医が個別に判断します。ご不明な点はお気軽にお問い合わせください。


磁気の力で脳に直接アプローチする、副作用の少ない新しいうつ病治療です。2019年より保険適用となり、土佐病院でも受けていただけます。

TMS治療とは何か

TMS(Transcranial Magnetic Stimulation)とは、「経頭蓋磁気刺激法」の略称です。?頭部に専用のコイルをあて、磁気の力で脳の特定部位を刺激することで、うつ病の症状を緩和する治療法です。

うつ病では、脳の前頭前野の機能が低下していることがわかっています。TMS治療では、この部位に繰り返し磁気刺激を与えることで、低下した神経活動を回復させます。
麻酔や入院が不要で(※)、治療中も意識があり、終了後すぐに日常生活に戻ることができます。
日本では2019年6月より、薬物療法で効果が十分に得られない中等度以上のうつ病に対して、保険適用となりました。当院ではBrainsway TMSシステム(BrainsWay社)を使用して治療を行っています。

※ 当院での実施形態(外来/入院)は要確認。保険適用の場合は入院が条件となる場合があります。

仕組みとメカニズム

磁気が脳を直接刺激し、?神経ネットワークを整える。

コイルに瞬間的に電流を流すと、磁場が発生します。この磁場は頭蓋骨を貫通して脳に届き、脳内に渦電流を生じさせます。
渦電流が脳の神経細胞(ニューロン)を刺激することで、機能が低下した部位を活性化し、神経ネットワークの正常化を促します。
刺激を繰り返すことで脳の神経可塑性(脳が変化する力)が高まり、うつ症状の改善につながると考えられています。

TMS治療の5つの特徴

1. 副作用が少ない

脳の特定部位にピンポイントで作用するため、全身への副作用がほとんどありません。

2. 治療時間が短い

1回の治療は約40分。治療後すぐに日常生活に戻ることができます。

3. 再発率が低い

治療後6〜12ヶ月の再発率は1〜3割と、薬物療法に比べて低いとされています。

4. 麻酔不要

麻酔や鎮痛剤は使用しません。意識のある状態で安全に受けていただけます。

5. 保険適用

2019年より保険適用。高額療養費制度の対象となる場合もあります。

薬物療法との比較

  薬物療法 TMS治療
副作用 眠気・吐き気・倦怠感など ほとんどなし
効果の発現 数週間〜数ヶ月 数回〜数週間
治療期間の目安 1〜2年以上 3〜6週間
再発率 約6割(初回回復後) 1〜3割(6〜12ヶ月後)
日常生活への影響 副作用により支障が出ることも 治療後すぐに活動可能
保険適用 あり あり(条件あり)

 


本院は早くより精神科救急の必要性に着目して取り組んできました。
現在は高知県精神科救急医療システムの中核病院としての役割を担っています。
平成18年からは精神科救急病棟(いわゆるスーパー救急病棟)を整備して、治療の質の向上を図っています。


緊急時の相談窓口のご案内


精神科に通院中の方

通院医療機関へお問い合わせください。
土佐病院に通院中の方は、下記までお問い合わせください。
【土佐病院】
TEL:088-822-3357

精神科に受診歴がない方

高知県精神科救急情報センターへお問い合わせください。
平日 17時〜翌朝9時
土曜 12時〜翌朝9時
日・祝 9時〜翌朝9時

【高知県精神科救急情報センター】
TEL:0120-556-499


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